アサヒビール(株)は「アサヒスーパードライ」の売り上げの一部を、47都道府県ごとの自然や環境、文化財などの保護・保全活動を行う団体等に寄付し、活動を支援する「うまい!を明日へ!」プロジェクトを行っておられます。
プロジェクトの一環として、鳥取砂丘再生会議が行う鳥取砂丘を守り育てるための活動支援もしていて、4月4日(日)にはその中のひとつとして、鳥取県民の方が環境保全活動を体感する日帰り学習ツアーも開催されました。
ツアーの参加者を代表して挨拶するオリンピック自転車競技・元日本代表 森本朱美さん
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この日のツアーには、県内各地から70人余の方が参加。
まずは鳥取砂丘の成り立ちや除草の意義についての説明を受けてから、鳥取砂丘の第2砂丘列、通称「馬の背」のふもとに移動。
現地で実際の植物の植生の状況を見ながら、砂丘植物と除草対象となる外来種の植物の見分け方を学びました。その後、参加者の皆さんは「これは抜いても良い草かな?」などと悩みながら、熊手などを使って約1時間、黙々と除草を行いました。
除草活動終了後は、砂丘内の火山灰露出地と追後スリバチへ移動。安藤ジオパーク専門員の解説により、鳥取砂丘の特徴的な地形・地質に関する学習を行いました。
砂丘での日程を終えたツアーの一行は、船に乗り、海から望む浦富海岸の景観も楽しまれたそうで、山陰海岸ジオパークの魅力にたっぷり漬かる一日となったのではないかと思います。
初春のうちにある程度の除草をしておくと、夏の除草がスムーズに進みます。
参加者の皆様、お疲れ様&どうもありがとうございました!
(山村レンジャー)
火山灰露出地で安藤専門員の説明を受ける参加者の皆さん
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砂丘事務所 2010/04/05