6月12日(土)に江府町にて開催された某飲料会社の環境教育に参加させて
いただきました。林の中を歩きながらその役割や重要性、小川で箱めがねを使
っての水中生物の観察等、水の大切さとを学びました。
そこで、出会ったのです。長さ約20cm、深い青色、ひとさし指ぐらいの太さ…。
「シーボルトミミズだっ!」個人的には大興奮です。一緒の班の人達も「ヘビみ
たいだね~」と興味津々でした。
名前のシーボルトですが、聞いたことありますよね。江戸時代に日本に来て、
このミミズを採集した医師、博物学者のシーボルトにちなんで名前がつけられ
たようです。
シーボルトミミズ【フトミミズ科フトミミズ属】
四国や九州を中心に分布している日本で一番大きくなるミミズ。青藍色なの
で他のミミズと見分けがつきやすい。通常、成熟個体の体長は25~28cm、
太さ14~15mm程度。大きなものでは体長30cmにも達する。
偶然の出会いは林の中を歩く喜びの一つです。次はどんな生き物に出会うこ
とができるでしょう?楽しみですね。
日野振興センター 2010/06/15