緑が次々と芽吹き、やっと本格的なグリーンシーズン到来です!
4月29日、国立公園である毛無山(江府町)へ行って来ました。
今回は皆さんが適切に自然公園を利用されているかパトロールするだけでなく、自然保護啓発活動も行いました。
「とっていいのは写真だけ、残していいのは思い出だけ」をスローガンに、美しい自然環境を残そう、登山マナー十か条、何かあった際の連絡先など書かれたカードを配らせてもらいました。
カードを作成した目的は、自然を愛する人達に意識を持って山で楽しんでもらえたら、という思いからです。
毎年、希少な動植物が心無い人に採られてしまうのが現状です。見守りの目が増えれば、事前に防げることあるはず…。
「もし、自然公園などで動植物を採取しているような人がいたら連絡してください。」と、一人ひとりに声をかけさせてもらいました。
毛無山といえば、カタクリの花が有名です。通年、山開きの時期はきれいに花を咲かせていますが、今年はもう少し先になりそうでした。いつまでもきれいなカタクリが咲く毛無山であって欲しいですね。
啓発カードを登山者の方々にお配りしました。啓発カードは自然保護ボランティア
さんにお願いして宝仏山でも配布させてもらいました。
頂上は鳥取県、岡山県から登る登山者で芋のこを洗うように込み合っていました。
カタクリはやっとつぼみがつき始めたところ。登山者に踏まれた葉っぱがいくつもあ
り、痛々しい姿も…。
日野振興センター 2011/04/30