今年は春が来るのが遅いと言われていましたが、暖かい日が続きタニウツギなどの花々が例年通り日野郡の山を彩るようになりました。
今回は黒坂の放課後子ども教室で行った「カエル釣り」を紹介します!
5月18日、環境教育の一環で「カエル釣り」を黒坂放課後子ども教室で行いました。
カエル釣りを通して田んぼでの遊び方や生き物を観察してもらうことがねらいです。元気のいい小学1年生~2年生5名と安全管理員さんが参加してくれました。
カエル釣りは、穂をつける植物を竿として使います。カエルが食いつきやすいよう、先端だけ残して後はむいてしまいます。みんな上手に竿をつくることができました。自慢の竿で、いざ、カエル釣り~!といきたかったのですが、なかなかカエルが姿を見せてくれません。
鳴き声を聞くことはできたので、そこからどんなカエルが鳴いているかを鳴き声図鑑を使って調べることができました。鳴き声の主がツチガエルであることが判明。カエルは釣れませんでしたが、調べる喜びを得ることができました。
中にはカエルが苦手な子も。カエル釣りをしなくても、田んぼにはたくさん楽しいことがあります。
腰を下ろすと、そこにはたくさんのクローバーが。みんなで四葉のクローバー探しをしました。なんと、これが大収穫!夢中で探しました。
自然に接しながら遊ぶ中で、いろんなことを感じてもらえたら…。今後もこういった機会を環境教育の中で取り入れていきたいと思っています。
カエルの釣竿つくり中!みんな真剣に作り方を見ています。
カエルの目の前で竿をヒラヒラ。う~ん、なかなか釣れないなぁ。
ここにもあった!四葉のクローバー探しは楽しいね。
四葉よりも五葉を見つけられた時のほうが、子ども達はうれしそうでした。
日野振興センター 2011/05/23