(「★開運!歴史さんぽ★」シリーズ第4弾
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※注意!前回の第3弾でご紹介したのは日南町宮内の樂樂福神社ですが、今回ご紹介するのは日南町印賀にある樂樂福神社です。
神話の地“奥日野”の神々に出会うため、
日南町印賀(いんが)の「樂樂福(ささふく)神社」を訪ねた。
この神社は奥日野で栄えた「たたら製鉄」の歴史に関係している。
多くの砂鉄が採れることを願い、砂鉄を意味する「ササ」と招福から「樂樂福神社」になったそうだ。
鳥居の近くには日本有数の鉄山師・近藤家が寄進した大きな石灯籠があった。
境内の大木にはしめ縄がかかり信仰心も増す。
ほどなく社に到着。
いつも雑念にとらわれているが、このときばかりは清らかな気持ちになれる。
そして、いつものごとく開運招福を誓った。
その時だった。
一陣の風がまき起こり、しめ縄の四手(しで)がゆれた。
。。。やはり神々は近くにいらっしゃった。きっと願いを叶えてくださることだろう。
気分よく、樂樂福神社近くの「たたらの楽校大宮楽舎」も訪れた。
たたら製鉄の解説や往事の写真などが展示してある。
そこにあった玉鋼はずっしりと重く、怪しく黒光りしていた。抜けば玉散る刃(やいば)に思いをはせた。
(注)普段は展示してありません
この地ならではの歴史あふれる一日を満喫した。
(by 県民局 林原みのる)
日野振興局 2011/12/12