梅雨の話題がちらほら耳に入るようになりました。カラッと晴れたすがすがしい季節はもうじき終わりそうですね。
さて、今回は特定外来生物に指定されているオオキンケイギクの駆除作業の様子を紹介します!
6月7日(木)、リバーサイドひの(日野町)向かいの土手で、鳥取県の自然保護ボランティアさん、日野町役場さんと一緒にオオキンケイギクの駆除作業を行いました。
オオキンケイギクは花が咲いていないと葉っぱだけではわかりずらいですよね。
いくつも花をつけている立派なものを抜くと、その周りに沢山のオオキンケイギクの小葉が…。
「これだけ、次が控えていたら簡単に絶えるわけがないっ!」オオキンケイギクの生命力に感動しました。
オオキンケイギクの駆除作業の他に、ブタナの駆除作業も行いました。
結果、40リットルのゴミ袋にオオキンケイギク10袋、ブタナ10袋を駆除することができました。
悪者のように扱われていますが、オオキンケイギクもブタナも与えられた環境で一生懸命生きているだけなのです。
人間が自分達の都合のいい生活をしていく中で、目先のことしか考えずに招いてしまった結果が今の外来生物の問題に繋がっているのですから…。
※オオキンケイギクなどの特定外来生物は、生きたままの種子等移動することが、法律で禁止されています。(今回の駆除作業は環境省に届出をしています)
■オオキンケイギクを少量を処理する場合
根から引き抜く。または種がつく前に刈り取る。
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その場で拡げないように2~3日天日にさらすなどして枯らす。
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ビニール袋などに密封して燃えるゴミとして処分する。
■大量に処理する場合
お近くの環境省の地方事務所にご相談ください。
「日野ごよみ」県民局の記事です。
http://www.pref.tottori.lg.jp/item/724698.htm#itemid724698
日野振興センター 2012/06/07