「きみは○○をみたか」シリーズ第38弾!
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ギギギ~~ッ!鉄製の重たいドアをあけた。
「あったァ!」そこに鎮座していたのは日本最古とされる
“「高殿」模型”!
(※高殿(たかどの)」は、たたら製鉄をおこなう複雑な炉を覆っている大きな屋根をもつ建物のこと。たたら製鉄は、砂鉄を原料とする日本の伝統的製鉄法で、砂鉄が豊富な中国山地は、最盛期には全国の鉄の約8割を供給していた。鳥取県内では伯耆地方が主な産地で、真砂(まさ)と呼ばれる刃物生産に適した良質の砂鉄が産出されていた。)
本物の建物と同じく栗の木や土を使って作られているそうな。
精緻に作られていて模型とは思えないぐらい。
本当の虫食いの痕もあるし・・・。
幅と奥行きは各2メートル、高さは1メートルはあろうか。
当時に誇ったであろう威容をそのまま現していた。
そして、、、さらなる驚きが!
建物だけではない。魂が宿っているかのような人形も超~リアル。
シュールな世界ですねえ!
たたら製鉄に誇りを持った職人たちが今にも働き出しそうです。
この模型、伯耆国たたら顕彰会さんでは一般公開のために修復を計画されています。
実際に御覧になりたいという方、いましばらくお待ちください!
もう、待てないッ!という方は修復のお手伝いを申し出ましょう。
★伯耆国たたら顕彰会事務局(日野町商工会内 電話 0859-72-0249)
★伯耆国たたら顕彰会公式HP
→「たたらの里」
(by 県民局 林原みのる)
日野振興局 2012/06/21