「きみは○○をみたか」シリーズ第61弾!
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秋の肌寒い十月の初め、今なら有名な明地峠(あけちとうげ)の雲海(うんかい)が見られるかもと、きみみた探検隊があわてて出かけた。
その荒々しい活躍ぶりを勇壮な平家物語風の調べにのせてお伝えします。
♪ベ、ベン、ベーン!
「それ行け、今だ!」の彼の声
雲海見たいの響きあり
「そりゃあ、そうだ」と山の上
雲海消え行くはかなさをあらわす
朝から出たけど見ることかなわず
ただ秋の朝に寝ぼけたがごとし
沢山の雲海も遂にはなくなる
ひとえに太陽の前の霧に同じ
遠く景色を眺めれば
雲の大山、宝仏山、、、
それから先はどこがどこだかわからない
何だろうと錦絵のごとき案内看板で謎解きする者どもなり
近く高圧電線の鉄塔をうかがうに
高すぎてこれらに登ること心にも言葉にも浮かばねえ
♪ベ、ベーン、ベン!
◆雲海見たさに出かけわずかに見え歓喜之図
◆でもすぐに雲散霧消之図
◆遠く大山をかすませる雲之図
◆想像性を養う錦絵のごとき看板之図
◆語るもいかん高き鉄塔之図
・・・まあ、結局のところ、雲海が観れるかも!と勇んで出かけたが、時期が早すぎてほとんど見えず、こんなに高い鉄塔がたくさんあるんだなあと気がついた・・・というお話です。
ちなみに、明地峠の雲海は、晴れ渡ったキリリと寒い10月下旬から11月初めの早朝が良いようですよ。
※参考→2011年10月20日アップ日野ごよみ「今朝の雲海」
(by 県民局 林原みのる )
日野振興局 2012/10/19