秋本番、美味しいキノコの季節です。
ご覧ください。
シイタケです。
ナメコです。
美しいですね~。
ここでひとつ、キノコに関する豆知識。
シイタケもナメコも、スーパーに行けば1年中、野菜売り場に並んでいますよね。
でも、そのほとんどは上の写真にあるような木に生えたものではありません。
パックに貼られたラベルをよく読んでみると……そうです、「菌床栽培(きんしょうさいばい)」という文字が見えるはずです。
菌床とはオガクズに米ぬかなど混ぜて人工的に作られた培養床のことで、そこにキノコ菌を植え、屋内で栽培するものです。
キノコの栽培法には、もうひとつ、原木栽培という、古くは江戸時代初期から伝わる方法があります。
これはキノコ栽培に適した広葉樹(コナラ、クヌギ、ブナなど)を山から切り出し、その丸太に直接キノコ菌を注入して栽培するもので、野生のキノコに近い環境で育ちます。
当然、食べて美味しく、風味も抜群です。
この原木栽培に取り組んでいるのが、日野町で結成された「しいたけマンの会」の皆さんです。
秋天高く晴れ渡った10月13日(土)、しいたけマンの面々が鵜の池湖畔の「しいたけマンの森」に集結。
毎年恒例、「しいたけマン養成講座」の開始です。
今回の研修テーマは「立木を一定方向へ切り倒す技術」。公道に倒れたり、電線に引っかかったりしないよう、ロープや滑車を使って安全に確実に倒します。
講師は、「原木シイタケこそが人生だ」の久代宏一会長さん。
会長は、ぶっといのを伐ります。
会長は、木に登って伐ったりもします。
若者は細い木を伐ります。
昼食は近くのキャンプ場。
ナメコ汁にうどんを入れ食べた後も作業は続きました。
さて、しいたけマンたちの次のイベントもあります。
どしどし参加してください。
【イベント「森のキノコと遊ぼう!」】
・日程 11月17日(土)
・内容 しいたけ狩り、植菌体験、野生キノコ採集教室、キノコ鍋作りなど、盛りだくさん
・会費 2,500円。
・お問い合わせ
しいたけマンの会事務局(梅林)080-1637-7982
日野振興局 2012/10/29