今朝の水揚げは、イカ釣(スルメイカ)、釣(ヒラメ、キジハタ)、さし網(ハマチ:泊1隻)、かご網(バイ、コウイカ)、すくい網(ツクシトビウオ)、潜水(サザエ)と少量でした。
あご(トビウオ)のすくい網が始まりました。
今年初水揚げは1羽200円程度していたようですが、現在は150円/羽のようです。
※あごは飛ぶので、鳥と同じく「羽」で数えます。
スルメイカ(しまめいか)は、水深80m前後で漁獲されているようです。
活イカ1杯350~400円、鮮魚は1箱(25~40入)1800円程度。
活イカは、イカ釣漁業者の経営にとって非常に重要なものになっています。
なお、漁船の冷水装置があるなしで、市場の活魚槽の状態に違いがあり、冷水装置付きの漁船のスルメイカは、墨吐きもなく、水がきれいでした。
漁場、魚艙、活魚槽の海水温にギャップが少ないことが状態の良さにつながっているように感じました。
※賀露地方卸売市場の活魚槽は冷水装置付き
【おまけ】
美保湾での試験放流に用いるヒラメ稚魚(10万尾、平均全長36mm)を、(独)水産総合研究センター日本海区水産研究所宮津庁舎から栽培漁業センターに輸送しました。
今年は、バケツリレーではなくフィッシュポンプを用いて、よりヒラメ稚魚に擦れ等のダメージがないように配慮しました。