第18回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットの関連事業として、平成25年10月30日にロシア沿海地方〈ウラジオストク市極東連邦大学)で第6回北東アジア地方政府環境保護機関実務者協議会が開催されました。 〈議事〉
(1)主題発表:「自然に対する配慮した姿勢を作り上げる手段となる環境文化」
(2)意見交換
参加地域
発表概要
鳥取県
・最新の環境政策(グリーンウェイブ、次世代エネルギーパーク)の概要
・民間活動・環境教育の支援、北東アジア交流(海岸漂着物、生物多様性)等の概要
・PM2.5について、地域共通の課題としての認識、対策実施に向けた情報交換等の取組を呼びかけた
ロシア
沿海地方
・環境文化(人間と自然の関係)のレベル向上を目的とした取組みの概要
(自然生態系に関する環境教育、専門家評議会の設立、異文化交流等)
中国
吉林省
・環境保護に対する取組みの概要(下水処理プラントの建設、廃棄物リサイクルの取組、非効率産業の改革、大型企業の環境意識向上の必要性)
韓国
江原道
・動植物保護の取組み(絶滅危惧種の復興、野生動物・渡り鳥の保護、外来植物除去)
・非武装地帯における環境教育施設の開設
・生物多様性条約締約国会議の開催
モンゴル
中央県
・環境保全及び環境教育の現状(経済発展と自然環境とのバランスの必要性、鉱物資源発掘の際の環境汚染、環境保護の歴史的伝統の復活)
○沿海地方から本県及び江原道に対して野生動植物の保護における支援についての質問があり、意見交換が行われた。本県からは、採取等の規制、保護計画、民間団体への支援について説明を行った。
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