平成25年度とっとりマイスター

　鍛造の中でも特に技能が必要とされるハンマ鍛造に従事しており、豊富な経験と知識に基づく技能は、県内でもトップクラス。　　
　鍛造工程におけるアプローチの考案、ペダル及び治工具の取扱いに優れ、個々の技能が製品の出来栄えを左右する鍛造において、正確なハンマの打撃回数、強弱の判断は、同社の品質向上に多大なる貢献を果たしている。
　社内における技能検定の事前講習の講師も務め、技能継承に尽力。 
 

　長年めっき加工に従事しており、現在は品質管理部長として、新規の設備導入でも中心的役割を果たすなど、欠くことのできない大黒柱的存在。
　特に、ステンレス研磨やアルマイトについては社内の第一人者であり、その熟練の技能を社内の後進に伝えている。
　また、地元の高校生の社会見学の対応や、技能検定の事前講習会の講師を務めるなど幅広く活躍している。

　機械保全のキャリアは２８年を超え、社内における電池二次加工の中心人物。
　同社では、電池の二次加工設備を導入し、安定した品質の確保、生産性を向上させているところであるが、氏の有する機械保全の熟練技能により達成できていると言っても過言ではない。
　二次加工設備機器の機械トラブルに対する恒久的な対応策について、社内における信頼は厚い。