マアジ表層トロール調査を実施しました。今回の航海は3泊4日の航海で、北海道大学の先生方も乗船しています。
境港を出港すると、豪華客船が岸壁に着いていました名前はダイヤモンド・プリンセス、全長が290メートルある大きな船で街が海に浮いてる感じです。
今回北大の先生が持ってこられた水中カメラです。大きさはスマートフォンより少し小さいサイズです。このカメラで水中での網の開きを見ます。
実際にこの水中カメラが撮った映像を見ましたが、画質も良く綺麗に録画されていました。
網を入れる前の魚探の反応です。画面の上のほうの2ヶ所色が変わっている所がマアジの稚魚の反応です。水面から20~30メートルの所に反応があります。
網を揚げてみると今回はマアジの稚魚が良く獲れる地点が多くあり、稚魚のサイズは3センチから6センチ位の個体が多かったですので、今後マアジの豊漁が予想されるかもしれません。
捕れたばかりのマアジ稚魚です。網に入ったら死んでしまっていることが多いですが、中には元気なやつもいて海に帰すと元気に泳いでます。このアジは試験場の水槽用に生かして持って帰ります。
最後に網に入った珍しいもの、山陰のクリオネと言われて(勝手に言って)いる泳ぐ貝で名前はウチワカンテンカメガイだそうです。