沿岸もの市場日記

2014年10月09日

2014年10月8日 境港

午前3時45分。気温は11℃。すっかり秋です。
水揚げの模様 仕立ての模様
現在、美保湾の小型底びき網を悩ませているのは、モミジガイ(ヒトデ)の大発生。2時間で網にこんなに入ります。
魚・貝を選別するのに労力と時間が非常にかかり、先月はほぼ休漁していたような感じでした。
現在の小型底びき網の水揚げを支えているのはバイです。モミジガイはバイの稚貝を食べてしまうので、資源に悪影響が及ばないか懸念しています。
モミジガイ(ヒトデ)が大量発生 バイ
放流したヒラメは好調をキープしています。
164尾測定して23尾(混獲率14%)
ヒラメ(放流魚が2尾) 
トピックスとして、イタヤガイが揚がっていました。泊の小型底びき網でも小型のイタヤガイが入るとの話も聞いており、もしかしたらイタヤガイが復活するのでは・・・と淡い期待を抱いています。
あと、県営境港市場には中海のボラの隣に栗が出荷されていました。

イタヤガイ ボラと栗?
もう一つトピックス
小型のキジハタ(一番小さい魚は全長13cm)が水深20m程度で小型底びき網に入網していました。
時化の際に沖合域へ移動していそうです。
キジハタ 

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