第19回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットの関連事業として、平成26年7月21日にモンゴル国ウランバートル市(ブルースカイホテル)で第7回北東アジア地方政府環境保護機関実務者協議会が開催されました。
(1)主題発表:「砂漠化対処と緑の地球を守るために共に取り組もう」
(2)意見交換
参加地域
発表概要
鳥取県
・砂漠化に関連する課題として、黄砂、PM2.5への対応および研究の概要 ・鳥取大学乾燥地研究センターの概要(施設や研究部門、黄砂プロジェクトの紹介) ・森や緑、地下水の保全・利活用事例の紹介(県産材の住宅等への利用、県民参加の森づくり、地下水保全条例など)
ロシア
沿海地方
・沿海地方における社会経済開発と自然保護(リサイクルへの民間投資推進、生物多様性・自然資源の保護、環境教育の推進など)
中国
吉林省
・塩管理マネジメントによる環境の保護・復元の概要(封鎖・植林・改善による西部地域の塩量の安定化、自然保護地域の指定、水資源確保事業、牧草地の保護など)
韓国
江原道
・温室効果ガスの増加による気候変化対策(専門研究機関の設立、再生可能エネルギーの供給増、品質の高い木材を供給する経済的な森づくりなど)
モンゴル
中央県
・環境保全及び環境教育の現状(経済発展と自然環境とのバランスの必要性、鉱物資源発掘の際の環境汚染、環境保護の歴史的伝統の復活)
○各国に共通の課題である砂漠化や温暖化は人間活動によるものであり、これを解決するために本協議会で築いたつながりにより、協力を検討していきたい。
Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000