◎湊山公園付近
・風強し。水鳥数羽。
・午後1時35分。朝はとても寒かったが陽が照っていた。しかし海岸は強い風、いつもおだやかな湖面は大きく波立ち、水しぶきがかかる位。今日は早々に帰りました。
・水鳥が岸辺で休んでいた。10羽くらいいて、遊歩道からでも姿がはっきり見えるくらい近い距離にいた。
・曇天の寒い日の観測でしたが、湖面にはボートが20隻位、行き交い、暗くてあまり景観の良くない中を賑やかしていました。ゴミは5m間隔にアシの固まりがありました。湖水は澄んでおり、臭いもなく、ボートのこぐ音が聞こえる位、静かでした。天候の関係か人影も少なく、やはり春から夏にかけての暖かい日が待ち遠しいと思いました。
・かもは沢山、白鳥は3羽いました。一番大きいのは、人に興味があったのか、寄って来ました。水位が低く、今まで、見たこともなかった石が出てきました。城山からは鳥のさえずりが聞こえ、空は青く、気持ち良い日でした。遊歩道の木に透明のナイロン袋が、からまっていた。岸辺には、白いビニール袋(米10kgが入る位)があった。
・少し水が濁っていたが、晴れていてゴミはなかった。
◎米子水鳥公園付近
・風は冷たいが、陽がそそいで、気持ち良い。鴨が数十羽、ゆっくり浮いている。雪の大山も、対岸もくっきり見える。
◎ウインズ米子付近
・前月以降の新たなゴミの漂着は見られない。水鳥の動きが活発である。北帰行が始まったのか数も減少しているようだ。海岸の空気に春の気配が感じられた。
・午後から天気が良くなるとのことで現地に向かう。西風が強く白波が立っている。WINSの開場日に来たのは初めてだ。1月の時も波が高かったが今回のほうが波が高い。外海のようだ。岸にあたって飛沫があがる。浴びそう。寒い。手がかじかんできた。風車もかすんで松江の鉄塔も境港のべた踏み坂もかすんで見えない。太陽が水面に反射し、輝いて眩しいが、風も強く早々に退散することにした。
・カモ類 約50羽、人の気配ですべて沖合に飛び去った。
水中生物の確認はゼロであった。湖水は半透明(薄茶色)、水位が異常に低かった。浮き上がった護岸の捨て石は緑色に染まっていた。以上
◎中海干拓地付近
・くもってはいたが、比較的遠くまで見通せ、空港、島根半島への眺め良し。でも、毎月、訪れる度に「あの臭い」とトビ、カラスの大群にはうんざりする。土手を走る人とか散歩する人が喜びをもてるようにならないものか、、、。
◎西工業団地付近
・先月は臭気がありましたが、今月は臭気もなく、釣り人も3人いました。ちょうど私が調査しているときに、釣りをされている方が30センチ前後の大きな魚を釣っておられました。中学校の頃、中海で小振りなゴズ釣りをよくしていましたが、今は中海に30センチ前後の大きな魚が生息していることを知り、嬉しく感じました。しかし、湖岸にゴミが目立ち、少し湖水が濁っている点が気になりました。
・2月下旬から3月下旬までが中海で最も水位が低くなる時季である。今回の調査日は先月よりさらに水位が下がり、夏の大潮時と比べ80cm近く潮が引いていた。干拓事業が始まる昭和30年代前半までは岸辺から30m程沖合いまでズボンの裾をまくり貝掘りにでることができたが、現在は護岸の石がすべり水に触れる事も出来ないのは残念である。昨年と同様、今年も此の時季になっても何時もの場所にアマモの姿は全く見えない。