【日 時】平成27年5月22日(金)午前10時から午前11時30分
【場 所】加茂川(石井大橋付近)
【参加者】成実小学校4年生36人(6班)、先生2名
○班ごとに「透視度」と「CODパックテスト」で加茂川の水質調査を実施。
1 感覚調査(見る、嗅ぐ、触る)
結果は下表のとおりであり、20点より悪い人が32人中6人という結果になった。
点数
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4年生
(人)
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講師
(人)
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50点満点
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0 |
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40点か45点
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5 |
1 |
30点か35点
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16
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25点
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5 |
1 |
20点より悪い
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6 |
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合計
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32 |
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2 透視度調査
○透視度計を各班に1本配布し、1人ずつ順番に調べた。
3 COD調査
○班の単位で、低濃度用CODパックテスト(~8mg/L)を全員に配布し、調べた。
○班の代表1人に結果発表してもらったところ、低濃度用CODパックテスト(~8mg/L)では、ほぼ全員が8mg/L以上であったので、高濃度用CODパックテスト(~100mg/L)を全員にに配布し、調べた。
4 透視度調査とCOD調査の結果発表
○班の代表1人に結果発表してもらったところ、下表のとおりになった。
○透視度調査の結果について
「川の透視度の目安」に照らし合わせた結果、今日の加茂川の水は「ちょっとにごっている」という結果になった。
○COD調査の結果について
ほとんどの班で10mg/L以上となり、
「CODの汚れの目安」に照らし合わせた結果、今日の加茂川の水は「汚れている」という結果になった。
○透視度調査とCOD調査の結果のまとめ
両方の調査で今日の加茂川の水は「汚れている」という結果になった。
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透視度
(cm)
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COD
(mg/L)
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A班 |
15 |
50 |
B班 |
14 |
10 |
C班 |
23 |
13 |
D班 |
23 |
13 |
E班 |
21 |
20 |
F班 |
25 |
20 |
5 感想
児童達に感想を述べてもらい、下記のとおりの結果となった
○川の水が濁っていることがわかって、勉強になった。
○すごい川のことがわかった。
○いつもなら、川の水がきれいとか汚いとかは、気にしなかったが、調べたら、汚れていることがわかったので、川をきれいにしたい。
6 まとめ
○普通の川や湖を汚す原因にはいろいろなものがあり、大きく分けると、生活排水(家庭から出る水(台所、ふろ、洗たくなど))、工業排水(工場などから出る水)、農業排水(田んぼなどから出る水)、その他が原因として考えられることを説明した。
○今日の加茂川の水が「汚れている」という結果になったのは、田植えの時期でもあるので、農業排水が原因で汚れているのかもしれないと説明した。
○普通の川や湖を汚す一番の原因になっているのは、生活排水であり、台所から出る水の汚れを防ぐために、私達にできることの一例を説明した。
□私達にできることの一例
食べ物の汚れは、きれいにふきとり、残りかすはゴミ箱に捨てるように気をつけ、水に流さないようにすること。
○このように、生活排水による水の汚れを防ぐには、一人一人の心がけにたよるしか方法がないと説明し、私達にできることはたくさんあり、日常生活の中でどのようなことに気をつければよいのか、今日ここにいるみんなで一緒に考えてみて下さいと説明した。