防災・危機管理情報


鳥獣被害防止対策

イノシシ等の有害鳥獣捕獲の実施、電気柵等の侵入防止施設や捕獲器の整備、捕獲奨励金の交付により、有害鳥獣による被害防止を支援しています。
 
  • 管内の鳥獣被害の推移と対策 (中部農林業データブック)
  • 我が家の農作物を鳥獣害から守りましょう!!

     鳥獣対策の技術を解説したマニュアル「鳥獣対策 虎の巻」が作成されました。
    (鳥獣対策虎の巻のリンクは、鳥獣対策センターのページに移動します。)
      

    基本的な対策

    1 侵入を防止する

    ・ワイヤーメッシュや電気柵を設置する。

    2 引き寄せ要因をなくす

    ・くず梨やくず野菜などは穴を掘って埋める。
    ・周辺の樹木の伐採・草刈による緩衝帯を設置する。

    3 有害鳥獣の数を調整する

    ・有害捕獲や狩猟により捕獲する。

      

    具体的な対策

    イノシシの対策

    対策1 緩衝帯の設置
     ほ場と山林の間を何メートルか刈り払いを行う(これが緩衝帯)ことで侵入抑制効果があります。
    対策2 夜間見回り
     人の気配のない園(特に夜間)出没しやすいため、夜間見回りが有効です。
     ただし、イノシシはバッタリと人間と出会った場合、襲ってくることがあります。
     これを防ぐため、見回りの際は熊鈴を付けるなど、人間の存在を気付かせるよう心がけてください。
    対策3 侵入防止柵の設置
     地区ごとに設置すると柵の長さも短くなり効率的です。地域で話しあい、設置を検討しましょう。

    カラスの対策

    対策1 ネットの設置
     防鳥ネットのほか、多目的防災網、寒冷紗、防風網等で作物を覆ってやります。カラスは地上から羽根をたたんで侵入するため、目が小さいネット(75mm以下)を使います。
     側面のみネットを張る場合、上部にはテグスを張ってやりましょう。

    対策2 テグス(透明な釣り糸)の設置
     テグスを高さ、方向を無作為に張ることで被害を少なくすることができます。
     黄色い糸はカラスにとって見えやすく、避けて飛ぶため使わないようにしましょう。
      

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