平成25年から始まった江府町の奥大山プレミアム特別栽培米は、食味向上に向けた支援を行い、各種米コンテストで表彰されるなどの成果をあげています。江府町産米のブランド化を目指し、食味や品質向上に取り組んでいます。
そばは、平成12年鳥取西部地震を契機に、水稲の作付ができなくなった水田への作付をすすめ、現在では、農地維持の観点もあり、3町で154haと拡がっています。しかし、中山間地の条件不利地でも栽培も多く、収量は多くありません。
中山間地の畦畔管理は、今後の農地維持の観点から省力化が急務となっており、センチピードグラスについて、農家の関心も高くなっています。郡内各町で、県事業を活用して植栽が行われています。
以上、奥大山プレミアム特別栽培米、そばなど地域の特徴を伸ばし、また省力化に取り組むことにより、魅力ある日野郡の水田農業として推進しています。