日南トマトは、平成27年から桃太郎系からりんか409に品種転換が進みました。これにより、トマトの着果数も増え、割れも減ることで、収量が大幅に増加しました。また、平成23年からIターンの新規就農者が毎年就農し、産地の高齢化に歯止めをかけたことで、平成30年には過去最高の販売金額2億円を記録することにつながりました。
このように産地の拡大が進む日南トマトですが、土壌病害の発生や形が悪いトマトもみられるなど、技術的な課題も残されています。今後も高齢化は加速する見込みであり、産地強化のためには、若手生産者の技術向上とともに、新たな新規生産者の確保が不可欠となっています。
1. JA日南トマト青年部会の活動支援
種苗メーカーをまねいて研修会を開催
2. 技術課題の克服
土壌病害対策・耐病性台木の現地適正の確認
3. 産地強化に向けた取り組み
情報紙「日南トマトン情報」の発行による技術情報の交換
産地体験や視察受け入れ体制整備支援