鳥取県西部の白ねぎは県内で最大の産地ですが、高齢率が高く生産者数が徐々に減少しており、産地の維持のためには生産者の確保が重要です。このような中、次世代の担い手である若手農業者からも、腰痛をはじめとする疾病に悩む声が聞かれています。安定的な経営継続のためには、対策の検討が必要となっています。
そこで普及所では、鳥取大学医学部と連携し、白ねぎ栽培者の腰痛の原因と対策の検討を進めるとともに、若手の白ねぎ栽培組織を重点対象として、腰に負担の少ない作業方法や機械・器具の改良を進めています。
ビデオ撮影による白ネギの労働調査