1.賃金 ―現金給与総額は227,003円―
3月の現金給与総額は、規模5人以上で227,003円となった。その名目賃金指数は86.7で前年に比べ増減無し(規模30人以上では249,228円、その名目賃金指数85.7で前年に比べ1.8%上昇)となった。またその実質賃金指数は86.1で前年に比べ0.9%低下(規模30人以上では85.1で前年に比べ0.8%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は225,375円となった。その名目賃金指数は101.0で前年に比べ1.4%上昇(規模30人以上では247,404円、その名目賃金指数101.7で前年に比べ2.4%上昇)であった。また、所定内給与は212,585円、その名目賃金指数は101.0で前年に比べ1.6%上昇(規模30人以上は229,575円、その名目賃金指数101.2で前年に比べ2.4%上昇)となった。
特別に支払われた給与は1,628円(規模30人以上では1,824円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は268,879円(規模30人以上では292,290円)となり、パートタイム労働者は96,378円(規模30人以上では101,094円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は152.5時間―
3月の総労働時間は、規模5人以上で152.5時間となった。その労働時間指数は101.3で前年に比べ1.4%上昇(規模30人以上では155.8時間、その労働時間指数101.6で前年に比べ2.5%上昇)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.1時間となった。その労働時間指数は100.8で前年に比べ1.2%上昇(規模30人以上では145.7時間、労働時間指数100.8で前年に比べ2.4%上昇)であった。また、所定外労働時間は8.4時間、その労働時間指数は107.7で前年に比べ2.3%上昇(規模30人以上は10.1時間、その労働時間指数は114.8で前年に比べ4.3%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は168.1時間(規模30人以上では170.3時間)となり、パートタイム労働者は103.4時間(規模30人以上では105.9時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は178,427人―
3月末の常用労働者数は規模5人以上で178,427人となった。その常用雇用指数は106.6で前年に比べ6.6%上昇(規模30人以上では91,551人、常用雇用指数102.3と前年に比べ3.4%上昇)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は24.4%と前年に比べ3.6ポイント増(規模30人以上では22.6%で前年に比べ5.3ポイント増)となった。