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第2回「熱中症にご用心」

 今年も一年で一番暑い時期を迎えました。鳥取県は、熱中症による救急搬送者数が多く、猛暑だった平成22年には374人(人口 10万人当たり約 64人で全国1位)もの方が救急搬送され、亡くなった方も14人(人口 10万人当たり約 2.4 人で全国2位)でした。

 熱中症は、ほとんど6月から9月の間に発生しており、特に7月と8月が多くなっています。熱中症は気温との関連が強く、気温が 30度を超えると発生数が急増します。真夏日や熱帯夜の日は特に用心して、対策を立てる必要があります。

 また、平成22年に全国で熱中症で亡くなった方のうち86パーセントが60歳以上の方でした。熱中症は、年齢を問わず注意が必要ですが、老年人口割合が 26.5パーセントと4人に1人以上が高齢者である鳥取県では特に、高齢者本人だけでなく周囲の気配りも必要です。

 鳥取県では、6月から9月を熱中症注意月間としており、県下で予想最高気温が35 度以上になると、熱中症警報が出されることになっています。

 そんな暑い日には、全国4位の出荷量を誇る特産のスイカを食べて、元気に乗り切りましょう。

の図

出典:都道府県別熱中症傷病者搬送状況(消防庁)、人口動態統計調査(厚生労働省)

本ページは、平成24年7月24日付「日本海新聞」掲載の同題コラム(鳥取県企画部統計課執筆)からの再録です。

  

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