1.賃金 ―現金給与総額は232,821円―
9月の現金給与総額は、規模5人以上で232,821円となった。その名目賃金指数は89.0で前年に比べ4.7%上昇(うち規模30人以上では250,762円、その名目賃金指数86.2で前年に比べ0.2%上昇)となった。またその実質賃金指数は85.2で前年に比べ1.2%上昇(うち規模30人以上では82.5で前年に比べ3.2%低下)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は229,541円となった。その名目賃金指数は102.8で前年に比べ4.5%上昇(うち規模30人以上では247,225円、その名目賃金指数101.6で前年に比べ0.6%上昇)であった。また、所定内給与は217,280円、その名目賃金指数は103.3で前年に比べ5.5%上昇(うち規模30人以上は231,702円、その名目賃金指数102.1で前年に比べ1.2%上昇)となった。
特別に支払われた給与は3,280円(うち規模30人以上では3,537円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は275,398円(うち規模30人以上では292,986円)となり、パートタイム労働者は97,189円(うち規模30人以上では105,435円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は150.2時間―
9月の総労働時間は、規模5人以上で150.2時間となった。その労働時間指数99.7で前年に比べ1.4%上昇(うち規模30人以上では148.7時間、その労働時間指数96.9で前年に比べ0.2%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は142.6時間となった。その労働時間指数は99.8で前年に比べ2.1%上昇(うち規模30人以上では140.0時間、労働時間指数96.9で前年に比べ0.4%上昇)であった。また、所定外労働時間は7.6時間、その労働時間指数は97.4で前年に比べ9.6%低下(うち規模30人以上は8.7時間、その労働時間指数は98.9で前年に比べ8.4%低下)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は165.4時間(うち規模30人以上では161.5時間)となり、パートタイム労働者は101.4時間(うち規模30人以上では104.7時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は178,971人―
9月末の常用労働者数は規模5人以上で178,971人となった。その常用雇用指数は106.9で前年に比べ0.9%低下(うち規模30人以上では89,418人、常用雇用指数99.9と前年に比べ3.5%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は24.0%と前年に比べ4.1ポイント減(うち規模30人以上では22.5%で前年に比べ0.2ポイント増)となった。