1.賃金 ―現金給与総額は352,503円―
6月の現金給与総額は、規模5人以上で352,503円となった。その名目賃金指数は134.7で前年に比べ3.1%上昇(規模30人以上では426,156円、その名目賃金指数146.5で前年に比べ5.9%上昇)となった。またその実質賃金指数は134.8で前年に比べ3.1%上昇(規模30人以上では146.6で前年に比べ5.8%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は222,588円となった。その名目賃金指数は99.7で前年に比べ0.8%低下(規模30人以上では244,909円、その名目賃金指数100.7で前年に比べ0.3%低下)であった。また、所定内給与は212,154円、その名目賃金指数は100.8で前年に比べ0.6%低下(規模30人以上は229,679円、その名目賃金指数101.2で前年に比べ0.6%低下)となった。
特別に支払われた給与は129,915円(規模30人以上では181,247円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は437,307円(規模30人以上では519,698円)となり、パートタイム労働者は104,739円(規模30人以上では106,292円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は154.8時間―
6月の総労働時間は、規模5人以上で154.8時間となった。その労働時間指数は102.8で前年に比べ1.3%低下(規模30人以上では157.0時間、その労働時間指数102.3で前年に比べ0.8%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は147.7時間となった。その労働時間指数は103.4で前年に比べ1.3%低下(規模30人以上では148.2時間、労働時間指数102.6で前年に比べ0.8%低下)であった。また、所定外労働時間は7.1時間、その労働時間指数は91.0で前年に比べ0.2%上昇(規模30人以上は8.8時間、その労働時間指数は100.0で前年に比べ4.2%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は170.9時間(規模30人以上では171.8時間)となり、パートタイム労働者は107.8時間(規模30人以上では106.3時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,393人―
6月末の常用労働者数は規模5人以上で181,393人となった。その常用雇用指数は108.3で前年に比べ7.3%上昇(規模30人以上では93,582人、常用雇用指数104.5と前年に比べ5.7%上昇)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は25.7%と前年に比べ5.2ポイント増(規模30人以上では22.6%で前年に比べ5.3ポイント増)となった。