1.賃金 ―現金給与総額は220,360円―
9月の現金給与総額は、規模5人以上で220,360円となった。その名目賃金指数は84.2で前年に比べ4.4%低下(規模30人以上では246,021円、その名目賃金指数84.6で前年に比べ0.5%低下)となった。またその実質賃金指数は84.5で前年に比べ4.3%低下(規模30人以上では84.9で前年に比べ0.4%低下)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は218,859円となった。その名目賃金指数は98.1で前年に比べ3.9%低下(規模30人以上では243,226円、その名目賃金指数100.0で前年に比べ1.2%低下)であった。また、所定内給与は207,730円、その名目賃金指数は98.7で前年に比べ3.9%低下(規模30人以上は226,958円、その名目賃金指数100.0で前年に比べ1.5%低下)となった。
特別に支払われた給与は1,501円(規模30人以上では2,795円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は265,394円(規模30人以上では287,539円)となり、パートタイム労働者は97,356円(規模30人以上では105,602円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は148.8時間―
9月の総労働時間は、規模5人以上で148.8時間となった。その労働時間指数は98.8で前年に比べ2.8%低下(規模30人以上では149.4時間、その労働時間指数97.4で前年に比べ3.5%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は141.2時間となった。その労働時間指数は98.8で前年に比べ2.6%低下(規模30人以上では140.1時間、労働時間指数97.0で前年に比べ3.4%低下)であった。また、所定外労働時間は7.6時間、その労働時間指数は97.4で前年に比べ6.6%低下(規模30人以上は9.3時間、その労働時間指数は105.7で前年に比べ2.8%低下)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は165.9時間(規模30人以上では162.2時間)となり、パートタイム労働者は102.1時間(規模30人以上では105.8時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,626人―
9月末の常用労働者数は規模5人以上で181,626人となった。その常用雇用指数は108.5で前年に比べ8.2%上昇(規模30人以上では93,454人、常用雇用指数104.4と前年に比べ6.1%上昇)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は26.8%と前年に比べ7.1ポイント増(規模30人以上では22.9%で前年に比べ5.3ポイント増)となった。