1．賃金 ―現金給与総額は222,200円―
11月の現金給与総額は、規模5人以上で222,200円となった。その名目賃金指数は84.9で前年に比べ5.0％低下（規模30人以上では244,838円、その名目賃金指数84.2で前年に比べ2.3％低下）となった。またその実質賃金指数は85.2で前年に比べ5.1％低下（規模30人以上では84.5で前年に比べ2.4％低下）となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は221,602円となった。その名目賃金指数は99.3で前年に比べ2.6％低下（規模30人以上では244,639円、その名目賃金指数100.6で前年に比べ0.2％上昇）であった。また、所定内給与は209,891円、その名目賃金指数は99.7で前年に比べ2.5％低下（規模30人以上は228,429円、その名目賃金指数100.7で前年に比べ0.5％上昇）となった。
特別に支払われた給与は598円（規模30人以上では199円）であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は268,298円（規模30人以上では286,766円）となり、パートタイム労働者は98,456円（規模30人以上では106,765円）となった。
2．労働時間 ―総労働時間は156.3時間―
11月の総労働時間は、規模5人以上で156.3時間となった。その労働時間指数は103.8で前年に比べ1.5％上昇（規模30人以上では158.0時間、その労働時間指数103.0で前年に比べ2.1％上昇）となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は148.1時間となった。その労働時間指数は103.6で前年に比べ1.7％上昇（規模30人以上では148.6時間、労働時間指数102.8で前年に比べ2.7％上昇）であった。また、所定外労働時間は8.2時間、その労働時間指数は105.1で前年に比べ4.8％低下（規模30人以上は9.4時間、その労働時間指数は106.8で前年に比べ7.1％低下）であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は175.8時間（規模30人以上では172.5時間）となり、パートタイム労働者は104.0時間（規模30人以上では110.4時間）となった。
3．常用雇用 ―労働者数は181,965人―
11月末の常用労働者数は規模5人以上で181,965人となった。その常用雇用指数は108.7で前年に比べ8.7％上昇（規模30人以上では93,199人、常用雇用指数104.1と前年に比べ6.2％上昇）であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は27.4％と前年に比べ7.9ポイント増（規模30人以上では23.4％で前年に比べ5.9ポイント増）となった。