1.賃金 ―現金給与総額は222,075円―
1月の現金給与総額は、規模5人以上で222,075円となった。その名目賃金指数は84.9で前年に比べ5.5%低下(規模30人以上では246,134円、その名目賃金指数84.6で前年に比べ2.1%低下)となった。またその実質賃金指数は85.1で前年に比べ4.9%低下(規模30人以上では84.8で前年に比べ1.5%低下)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は214,657円となった。その名目賃金指数は96.2で前年に比べ2.9%低下(規模30人以上では240,227円、その名目賃金指数98.8で前年に比べ2.1%低下)であった。また、所定内給与は203,515円、その名目賃金指数は96.7で前年に比べ2.7%低下(規模30人以上は224,889円、その名目賃金指数99.1で前年に比べ1.3%低下)となった。
特別に支払われた給与は7,418円(規模30人以上では5,907円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は273,441円(規模30人以上では290,441円)となり、パートタイム労働者は91,961円(規模30人以上では96,265円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は139.0時間―
1月の総労働時間は、規模5人以上で139.0時間となった。その労働時間指数は92.3で前年に比べ1.4%低下(規模30人以上では140.4時間、その労働時間指数91.5で前年に比べ1.6%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は131.9時間となった。その労働時間指数は92.3で前年に比べ1.3%低下(規模30人以上では131.8時間、労働時間指数91.2で前年に比べ1.1%低下)であった。また、所定外労働時間は7.1時間、その労働時間指数は91.0で前年に比べ2.8%低下(規模30人以上は8.6時間、その労働時間指数は97.7で前年に比べ9.5%低下)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は155.9時間(規模30人以上では153.4時間)となり、パートタイム労働者は95.9時間(規模30人以上では96.8時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は180,416人―
1月末の常用労働者数は規模5人以上で180,416人となった。その常用雇用指数は107.8で前年に比べ7.7%上昇(規模30人以上では91,435人、常用雇用指数102.1と前年に比べ5.5%上昇)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.0%と前年に比べ4.0ポイント増(規模30人以上では22.6%で前年に比べ1.4ポイント増)となった。
平成24年の年末賞与(11~1月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの)は335,849円、前年比7.5%減となった。
また、所定内給与に対する支給割合は1.17ヶ月分で前年(1.30ヶ月分)と比較し0.13ヶ月減となった。
年末賞与の産業別支給状況
区分 |
支給労働者一人平均支給額
(円) |
対前年増減率
(%) |
所定内給与に対する支給割合
(か月分) |
支給事業所数割合
(%) |
支給労働者数割合
(%) |
335,849 |
-7.5 |
1.17 |
79.1 |
81.9 |
403,677 |
51.1 |
1.53 |
100.0 |
100.0 |
246,684 |
-29.1 |
1.13 |
68.4 |
69.8 |
832,111 |
2.0 |
2.20 |
100.0 |
100.0 |
738,941 |
18.7 |
1.77 |
92.3 |
80.9 |
414,814 |
29.1 |
0.90 |
74.5 |
79.5 |
201,930 |
-2.7 |
1.15 |
72.5 |
69.3 |
294,866 |
-45.1 |
1.16 |
83.3 |
87.9 |
585,358 |
1.6 |
2.03 |
100.0 |
100.0 |
71,594 |
-13.0 |
0.41 |
54.3 |
56.1 |
65,776 |
103.6 |
0.31 |
52.3 |
54.7 |
567,799 |
-7.9 |
1.69 |
100.0 |
100.0 |
352,211 |
-6.5 |
1.09 |
100.0 |
100.0 |
248,125 |
53.3 |
1.04 |
100.0 |
100.0 |
144,393 |
-31.8 |
0.72 |
63.4 |
64.6 |
注)対前年増減率については実数を用いて算出している。