1.賃金 ―現金給与総額は218,159円―
2月の現金給与総額は、規模5人以上で218,159円となった。その名目賃金指数は83.4で前年に比べ2.1%低下(規模30人以上では245,908円、その名目賃金指数84.6で前年に比べ0.1%低下)となった。またその実質賃金指数は83.7で前年に比べ1.4%低下(規模30人以上では84.9で前年に比べ0.6%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は217,245円となった。その名目賃金指数は97.3で前年に比べ2.2%低下(規模30人以上では245,063円、その名目賃金指数100.8で前年に比べ0.3%低下)であった。また、所定内給与は204,817円、その名目賃金指数は97.3で前年に比べ2.4%低下(規模30人以上は227,978円、その名目賃金指数100.5で前年に比べ0.7%低下)となった。
特別に支払われた給与は914円(規模30人以上では845円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は267,714円(規模30人以上では289,133円)となり、パートタイム労働者は93,282円(規模30人以上では100,811円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は147.4時間―
2月の総労働時間は、規模5人以上で147.4時間となった。その労働時間指数は97.9で前年に比べ3.7%低下(規模30人以上では149.4時間、その労働時間指数97.4で前年に比べ3.8%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は139.5時間となった。その労働時間指数は97.6で前年に比べ3.9%低下(規模30人以上では139.9時間、労働時間指数96.8で前年に比べ4.0%低下)であった。また、所定外労働時間は7.9時間、その労働時間指数は101.3で前年に比べ1.3%低下(規模30人以上は9.5時間、その労働時間指数は108.0で前年に比べ1.0%低下)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は166.6時間(規模30人以上では163.5時間)となり、パートタイム労働者は99.1時間(規模30人以上では101.9時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は180,517人―
2月末の常用労働者数は規模5人以上で180,517人となった。その常用雇用指数は107.8で前年に比べ1.2%上昇(規模30人以上では90,812人、常用雇用指数101.5と前年に比べ0.9%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.4%と前年に比べ3.5ポイント増(規模30人以上では23.1%で前年に比べ0.3ポイント増)となった。