1.賃金 ―現金給与総額は222,429円―
3月の現金給与総額は、規模5人以上で222,429円となった。その名目賃金指数は85.0で前年に比べ2.0%低下(規模30人以上では247,288円、その名目賃金指数85.0で前年に比べ0.8%低下)となった。またその実質賃金指数は85.4で前年に比べ0.8%低下(規模30人以上では85.4で前年に比べ0.4%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は216,609円となった。その名目賃金指数は97.1で前年に比べ3.9%低下(規模30人以上では244,961円、その名目賃金指数100.7で前年に比べ1.0%低下)であった。また、所定内給与は203,611円、その名目賃金指数は96.8で前年に比べ4.2%低下(規模30人以上は226,873円、その名目賃金指数100.0で前年に比べ1.2%低下)となった。
特別に支払われた給与は5,820円(規模30人以上では2,327円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は272,210円(規模30人以上では290,451円)となり、パートタイム労働者は96,746円(規模30人以上では101,300円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は148.8時間―
3月の総労働時間は、規模5人以上で148.8時間となった。その労働時間指数は98.8で前年に比べ2.5%低下(規模30人以上では152.2時間、その労働時間指数99.2で前年に比べ2.4%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は140.2時間となった。その労働時間指数は98.1で前年に比べ2.7%低下(規模30人以上では141.5時間、労働時間指数97.9で前年に比べ2.9%低下)であった。また、所定外労働時間は8.6時間、その労働時間指数は110.3で前年に比べ2.4%上昇(規模30人以上は10.7時間、その労働時間指数は121.6で前年に比べ5.9%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は167.6時間(規模30人以上では166.6時間)となり、パートタイム労働者は101.7時間(規模30人以上では103.3時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は180,238人―
3月末の常用労働者数は規模5人以上で180,238人となった。その常用雇用指数は107.7で前年に比べ1.0%上昇(規模30人以上では90,918人、常用雇用指数101.6と前年に比べ0.7%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.5%と前年に比べ4.1ポイント増(規模30人以上では22.8%で前年に比べ0.2ポイント増)となった。