1.賃金 ―現金給与総額は223,871円―
4月の現金給与総額は、規模5人以上で223,871円となった。その名目賃金指数は85.5で前年に比べ0.9%低下(規模30人以上では252,233円、その名目賃金指数86.7で前年に比べ0.1%上昇)となった。またその実質賃金指数は85.6で前年に比べ0.2%低下(規模30人以上では86.8で前年に比べ0.8%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は221,232円となった。その名目賃金指数は99.1で前年に比べ0.8%低下(規模30人以上では248,602円、その名目賃金指数102.2で前年に比べ0.6%上昇)であった。また、所定内給与は208,878円、その名目賃金指数は99.3で前年に比べ1.1%低下(規模30人以上は230,747円、その名目賃金指数101.7で前年に比べ0.4%上昇)となった。
特別に支払われた給与は2,639円(規模30人以上では3,631円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は274,241円(規模30人以上では295,941円)となり、パートタイム労働者は96,853円(規模30人以上では106,517円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は154.7時間―
4月の総労働時間は、規模5人以上で154.7時間となった。その労働時間指数は102.7で前年に比べ0.1%上昇(規模30人以上では158.4時間、その労働時間指数103.3で前年に比べ1.1%上昇)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は146.4時間となった。その労働時間指数は102.4で前年に比べ0.1%低下(規模30人以上では147.9時間、労働時間指数102.4で前年に比べ0.6%上昇)であった。また、所定外労働時間は8.3時間、その労働時間指数は106.4で前年に比べ3.7%上昇(規模30人以上は10.5時間、その労働時間指数は119.3で前年に比べ9.3%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は175.2時間(規模30人以上では173.3時間)となり、パートタイム労働者は103.3時間(規模30人以上では108.5時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,802人―
4月末の常用労働者数は規模5人以上で181,802人となった。その常用雇用指数は108.6で前年に比べ0.9%上昇(規模30人以上では93,171人、常用雇用指数104.1と前年に比べ0.4%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.4%と前年に比べ2.7ポイント増(規模30人以上では23.1%で前年に比べ0.2ポイント減)となった。