洪水による被害の発生を未然に防止し、被害を最小限にくい止めるためには、関係機関との密接な連携のもとに迅速かつ円滑な水防活動を行う必要があります。
このため、千代川における洪水を想定し、国土交通省、鳥取県、水防管理団体を始めとする関係機関及び地域住民の参加のもと、情報伝達・水防工法・人命救助・避難訓練等、実態に即した水防演習を平成25年6月2日に行いました。
H25年6月 千代川水防演習 洪水から守ろうみんなの地域
(安心・安全・みんなで防災 千代川)
自衛隊、警察、消防、日赤等の防災機関にも加わっていただき、人命救助・救護訓練、給食給水訓練、緊急物資輸送訓練などの特別訓練も実施しました。
水防は、地域自ら実施することが原則です。演習では、広く地域住民の水防に関する知識や技能の向上を図り、防災意識の高揚を促すほか、住民の生命を守るため、各防災機関が連携し、水防活動の技術練磨に努めます。
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鳥取県水防団 土のう作り体験
五徳縫い工法 月輪工法
わが国は、梅雨、台風など特有の気象条件や、急峻な山地など複雑な地形条件により、古くから水害を受けやすい状況にあり、先人達は、洪水と隣り合わせの土地に生活の糧を得るため、治水・水防の面で河川を管理するための様々な技術を生み出してきました。シート張り工法、木流し工法、月の輪工法、釜段工法等工法の具体的な内容については国土交通省中国地方整備局中国技術事務所のホームページを参照してください。
リンク先>>>
http://www.cgr.mlit.go.jp/ctc/tech_dev/topics/suibou/index.htm