1.賃金 ―現金給与総額は219,828円―
5月の現金給与総額は、規模5人以上で219,828円となった。その名目賃金指数は84.0で前年に比べ0.6%低下(規模30人以上では247,770円、その名目賃金指数85.2で前年に比べ1.3%上昇)となった。またその実質賃金指数は83.9で前年に比べ0.2%低下(規模30人以上では85.1で前年に比べ1.7%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は215,904円となった。その名目賃金指数は96.7で前年に比べ1.9%低下(規模30人以上では241,110円、その名目賃金指数99.1で前年に比べ1.2%低下)であった。また、所定内給与は204,412円、その名目賃金指数は97.1で前年に比べ2.4%低下(規模30人以上は225,232円、その名目賃金指数99.3で前年に比べ0.8%低下)となった。
特別に支払われた給与は3,924円(規模30人以上では6,660円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は268,988円(規模30人以上では290,549円)となり、パートタイム労働者は95,776円(規模30人以上では103,219円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は147.9時間―
5月の総労働時間は、規模5人以上で147.9時間となった。その労働時間指数98.2で前年に比べ0.4%上昇(規模30人以上では151.2時間、その労働時間指数98.6で前年に比べ増減無し)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は140.5時間となった。その労働時間指数は98.3で前年に比べ増減無し(規模30人以上では142.2時間、労働時間指数98.4で前年に比べ0.2%低下)であった。また、所定外労働時間は7.4時間、その労働時間指数は94.9で前年に比べ7.2%上昇(規模30人以上は9.0時間、その労働時間指数は102.3で前年に比べ2.3%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は166.4時間(規模30人以上では165.0時間)となり、パートタイム労働者は101.4時間(規模30人以上では104.6時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は182,332人―
5月末の常用労働者数は規模5人以上で182,332人となった。その常用雇用指数は108.9で前年に比べ1.3%上昇(規模30人以上では92,876人、常用雇用指数103.8と前年に比べ0.2%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.4%と前年に比べ2.9ポイント増(規模30人以上では22.7%で前年に比べ0.4ポイント減)となった。