1.賃金 ―現金給与総額は334,980円―
6月の現金給与総額は、規模5人以上で334,980円となった。その名目賃金指数は128.0で前年に比べ5.0%低下(規模30人以上では426,175円、その名目賃金指数146.5で前年に比べ増減無し)となった。またその実質賃金指数は128.1で前年に比べ5.0%低下(規模30人以上では146.6で前年に比べ増減無し)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は218,915円となった。その名目賃金指数は98.1で前年に比べ1.6%低下(規模30人以上では246,289円、その名目賃金指数101.3で前年に比べ0.6%上昇)であった。また、所定内給与は206,485円、その名目賃金指数は98.1で前年に比べ2.7%低下(規模30人以上は228,796円、その名目賃金指数100.8で前年に比べ0.4%低下)となった。
特別に支払われた給与は116,065円(規模30人以上では179,886円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は426,941円(規模30人以上では516,602円)となり、パートタイム労働者は98,758円(規模30人以上では111,858円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.0時間―
6月の総労働時間は、規模5人以上で153.0時間となった。その労働時間指数101.6で前年に比べ1.2%低下(規模30人以上では155.7時間、その労働時間指数101.5で前年に比べ0.8%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.9時間となった。その労働時間指数は101.4で前年に比べ1.9%低下(規模30人以上では145.7時間、労働時間指数100.8で前年に比べ1.8%低下)であった。また、所定外労働時間は8.1時間、その労働時間指数は103.8で前年に比べ14.1%上昇(規模30人以上は10.0時間、その労働時間指数は113.6で前年に比べ13.6%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は172.7時間(規模30人以上では169.7時間)となり、パートタイム労働者は102.2時間(規模30人以上では107.3時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,444人―
6月末の常用労働者数は規模5人以上で181,444人となった。その常用雇用指数は108.4で前年に比べ0.1%上昇(規模30人以上では92,386人、常用雇用指数103.2と前年に比べ1.2%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は27.8%と前年に比べ2.1ポイント増(規模30人以上では22.3%で前年に比べ0.3ポイント減)となった。