1.賃金 ―現金給与総額は294,811円―
7月の現金給与総額は、規模5人以上で294,811円となった。その名目賃金指数は112.7で前年に比べ2.6%上昇(規模30人以上では331,611円、その名目賃金指数114.0で前年に比べ3.5%上昇)となった。またその実質賃金指数は112.4で前年に比べ1.8%上昇(規模30人以上では113.7で前年に比べ2.7%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は220,528円となった。その名目賃金指数は98.8で前年に比べ0.2%上昇(規模30人以上では246,403円、その名目賃金指数101.3で前年に比べ1.1%上昇)であった。また、所定内給与は206,340円、その名目賃金指数は98.1で前年に比べ1.4%低下(規模30人以上は229,371円、その名目賃金指数101.1で前年に比べ0.7%上昇)となった。
特別に支払われた給与は74,283円(規模30人以上では85,208円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は369,241円(規模30人以上では393,999円)となり、パートタイム労働者は104,427円(規模30人以上では114,049円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.5時間―
7月の総労働時間は、規模5人以上で153.5時間となった。その労働時間指数101.9で前年に比べ0.6%上昇(規模30人以上では157.1時間、その労働時間指数102.4で前年に比べ1.3%上昇)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.3時間となった。その労働時間指数は101.0で前年に比べ0.3%低下(規模30人以上では147.2時間、労働時間指数101.9で前年に比べ1.1%上昇)であった。また、所定外労働時間は9.2時間、その労働時間指数は117.9で前年に比べ17.9%上昇(規模30人以上は9.9時間、その労働時間指数は112.5で前年に比べ5.3%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は172.4時間(規模30人以上では171.4時間)となり、パートタイム労働者は104.8時間(規模30人以上では107.3時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は182,426人―
7月末の常用労働者数は規模5人以上で182,426人となった。その常用雇用指数は109.0で前年に比べ0.7%上昇(規模30人以上では92,830人、常用雇用指数103.7と前年に比べ1.3%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.3%と前年に比べ1.6ポイント増(規模30人以上では22.3%で前年に比べ0.8ポイント減)となった。