1.賃金 ―現金給与総額は222,514円―
9月の現金給与総額は、規模5人以上で222,514円となった。その名目賃金指数は85.0で前年に比べ1.0%上昇(規模30人以上では250,040円、その名目賃金指数86.0で前年に比べ1.7%上昇)となった。またその実質賃金指数は84.2で前年に比べ0.4%低下(規模30人以上では85.2で前年に比べ0.4%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は219,640円となった。その名目賃金指数は98.4で前年に比べ0.3%上昇(規模30人以上では245,543円、その名目賃金指数101.0で前年に比べ1.0%上昇)であった。また、所定内給与は206,078円、その名目賃金指数は97.9で前年に比べ0.8%低下(規模30人以上は228,945円、その名目賃金指数100.9で前年に比べ0.9%上昇)となった。
特別に支払われた給与は2,874円(規模30人以上では4,497円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は271,823円(規模30人以上では291,335円)となり、パートタイム労働者は96,316円(規模30人以上では106,006円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は148.0時間―
9月の総労働時間は、規模5人以上で148.0時間となった。その労働時間指数98.3で前年に比べ0.5%低下(規模30人以上では148.9時間、その労働時間指数97.1で前年に比べ0.3%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は139.6時間となった。その労働時間指数は97.7で前年に比べ1.1%低下(規模30人以上では139.4時間、労働時間指数96.5で前年に比べ0.5%低下)であった。また、所定外労働時間は8.4時間、その労働時間指数は107.7で前年に比べ10.6%上昇(規模30人以上は9.5時間、その労働時間指数は108.0で前年に比べ2.2%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は166.1時間(規模30人以上では161.5時間)となり、パートタイム労働者は101.8時間(規模30人以上では105.4時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は180,570人―
9月末の常用労働者数は規模5人以上で180,570人となった。その常用雇用指数は107.9で前年に比べ0.6%低下(規模30人以上では92,666人、常用雇用指数103.5と前年に比べ0.9%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.1%と前年に比べ1.3ポイント増(規模30人以上では22.3%で前年に比べ0.6ポイント減)となった。