防災・危機管理情報


 平成25年11月定例県議会付議案に対する知事提案理由説明要旨

 これより、今議会に提案いたしました平成25年度鳥取県一般会計補正予算をはじめとする諸議案につきまして、その概要を御説明いたします。
 今議会に提案いたしました議案は、

  予算関係    9件
  条例関係    5件
  その他の案件 22件 の 合計 36件であります。

 それでは、議案第1号 平成25年度鳥取県一般会計補正予算につきまして、その概要を御説明いたします。

まず、医療・福祉の推進についてであります。
先の議会でも議論のありました鳥取看護大学につきましては、整備を行う藤田学院に対し、大学設置経費を中部市町とともに支援することといたします。
併せて、中央病院機能強化基本構想を踏まえ、平成30年度の新病院オープンに向けて、整備基本計画策定のため、病院事業会計の補正を行うことといたしました。
また、全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会開催に向け、広報や準備を加速させるとともに、とりぎん文化会館バリアフリー化、鳥取空港身体障がい者用駐車場整備など、大会参加者受入れに万全を期すものであります。
更に、「鳥取県手話言語条例」に基づき、県内全学校に手話に関する図書を配架し、子どもたちが手話を学ぶ環境を充実することといたします。

 次に、産業振興と交流の促進についてであります。
まず、鳥取県産業技術センター食品開発研究所における研究開発機能を抜本的に強化するため、新たに商品開発支援棟を整備することといたしました。
 更に、東京におけるアンテナショップについて、情報発信や販路開拓の拠点として成果をあげていることから、より効果的な展開を精力的に検討しつつ、4月以降も当面現在地で営業する準備を行います。
 また、全日空増便やスカイマーク就航をにらみ、旅行会社へのツアー造成を働きかけ、航空会社とタイアップしたPRキャンペーンを実施するとともに、米子鬼太郎空港駐車場の増設を行い、利便性向上に取り組みます。
 
 このほか、土曜授業準備経費、鳥取西高等学校、八頭高等学校耐震化工事、台風に伴う災害対応などの予算を計上した結果、今回の補正予算の総額は、26億6千万円余となり、補正後の予算の総額は、3,528億3千万円余となるものであります。

 以上の議案のほか、3世代同居に対する不動産取得税の特例措置を恒久化するとともに、県税事務の集約・効率化を図る議案第10号 鳥取県税条例の一部改正など、所要の議案を提案いたしました。

よろしく御審議のほどお願いいたします。

  

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