1．賃金 ―現金給与総額は222,099円―
10月の現金給与総額は、規模5人以上で222,099円となった。その名目賃金指数は84.9で前年に比べ0.1％低下（規模30人以上では246,609円、その名目賃金指数84.8で前年に比べ0.2％上昇）となった。またその実質賃金指数は84.1で前年に比べ1.4％低下（規模30人以上では84.0で前年に比べ1.1％低下）となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は220,658円となった。その名目賃金指数は98.9で前年に比べ0.2％低下（規模30人以上では244,074円、その名目賃金指数100.3で前年に比べ0.4％低下）であった。また、所定内給与は206,572円、その名目賃金指数は98.2で前年に比べ1.7％低下（規模30人以上は226,734円、その名目賃金指数99.9で前年に比べ1.0％低下）となった。
特別に支払われた給与は1,441円（規模30人以上では2,535円）であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は271,046円（規模30人以上では287,285円）となり、パートタイム労働者は98,917円（規模30人以上では107,491円）となった。
2．労働時間 ―総労働時間は152.7時間―
10月の総労働時間は、規模5人以上で152.7時間となった。その労働時間指数101.4で前年に比べ0.9％低下（規模30人以上では155.6時間、その労働時間指数101.4で前年に比べ0.9％低下）となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.0時間となった。その労働時間指数は100.8で前年に比べ1.7％低下（規模30人以上では145.7時間、労働時間指数100.8で前年に比べ1.4％低下）であった。また、所定外労働時間は8.7時間、その労働時間指数は111.5で前年に比べ14.5％上昇（規模30人以上は9.9時間、その労働時間指数は112.5で前年に比べ7.7％上昇）であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は172.1時間（規模30人以上では169.6時間）となり、パートタイム労働者は104.0時間（規模30人以上では107.5時間）となった。
3．常用雇用 ―労働者数は180,128人―
10月末の常用労働者数は規模5人以上で180,128人となった。その常用雇用指数は107.6で前年に比べ0.6％低下（規模30人以上では92,654人、常用雇用指数103.5と前年に比べ0.7％低下）であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.6％と前年に比べ1.5ポイント増（規模30人以上では22.8％で前年に比べ0.6ポイント減）となった。