1.賃金 ―現金給与総額は222,253円―
11月の現金給与総額は、規模5人以上で222,253円となった。その名目賃金指数は84.9で前年に比べ増減無し(規模30人以上では245,593円、その名目賃金指数84.4で前年に比べ0.2%上昇)となった。またその実質賃金指数は84.1で前年に比べ1.3%低下(規模30人以上では83.6で前年に比べ1.1%低下)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は219,779円となった。その名目賃金指数は98.5で前年に比べ0.8%低下(規模30人以上では244,864円、その名目賃金指数100.7で前年に比べ0.1%上昇)であった。また、所定内給与は205,603円、その名目賃金指数は97.7で前年に比べ2.0%低下(規模30人以上は226,800円、その名目賃金指数100.0で前年に比べ0.7%低下)となった。
特別に支払われた給与は2,474円(規模30人以上では729円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は272,429円(規模30人以上では286,296円)となり、パートタイム労働者は97,005円(規模30人以上では107,799円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は152.0時間―
11月の総労働時間は、規模5人以上で152.0時間となった。その労働時間指数100.9で前年に比べ2.8%低下(規模30人以上では155.0時間、その労働時間指数101.0で前年に比べ1.9%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は143.0時間となった。その労働時間指数は100.1で前年に比べ3.4%低下(規模30人以上では144.5時間、労働時間指数100.0で前年に比べ2.7%低下)であった。また、所定外労働時間は9.0時間、その労働時間指数は115.4で前年に比べ9.8%上昇(規模30人以上は10.5時間、その労働時間指数は119.3で前年に比べ11.7%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は171.4時間(規模30人以上では168.5時間)となり、パートタイム労働者は103.5時間(規模30人以上では109.3時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,456人―
11月末の常用労働者数は規模5人以上で181,456人となった。その常用雇用指数は108.4で前年に比べ0.3%低下(規模30人以上では92,658人、常用雇用指数103.5と前年に比べ0.6%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.6%と前年に比べ1.2ポイント増(規模30人以上では22.8%で前年に比べ0.6ポイント減)となった。