1.賃金 ―現金給与総額は444,078円―
12月の現金給与総額は、規模5人以上で444,078円となった。その名目賃金指数は169.7で前年に比べ2.4%上昇(規模30人以上では542,905円、その名目賃金指数186.7で前年に比べ4.5%上昇)となった。またその実質賃金指数は167.9で前年に比べ0.8%上昇(規模30人以上では184.7で前年に比べ2.9%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は221,913円となった。その名目賃金指数は99.4で前年に比べ0.4%上昇(規模30人以上では246,679円、その名目賃金指数101.4で前年に比べ0.4%上昇)であった。また、所定内給与は207,608円、その名目賃金指数は98.7で前年に比べ0.7%低下(規模30人以上は228,259円、その名目賃金指数100.6で前年に比べ0.3%低下)となった。
特別に支払われた給与は222,165円(規模30人以上では296,226円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は579,603円(規模30人以上では665,537円)となり、パートタイム労働者は104,266円(規模30人以上では119,206円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は150.0時間―
12月の総労働時間は、規模5人以上で150.0時間となった。その労働時間指数99.6で前年に比べ0.1%低下(規模30人以上では151.9時間、その労働時間指数99.0で前年に比べ0.5%上昇)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は141.1時間となった。その労働時間指数は98.7で前年に比べ0.5%低下(規模30人以上では141.0時間、労働時間指数97.6で前年に比べ増減無し)であった。また、所定外労働時間は8.9時間、その労働時間指数は114.1で前年に比べ5.9%上昇(規模30人以上は10.9時間、その労働時間指数は123.9で前年に比べ9.1%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は169.7時間(規模30人以上では165.3時間)となり、パートタイム労働者は100.9時間(規模30人以上では105.7時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,119人―
12月末の常用労働者数は規模5人以上で181,119人となった。その常用雇用指数は108.2で前年に比べ0.2%低下(規模30人以上では92,708人、常用雇用指数103.6と前年に比べ増減無し)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は28.5%と前年に比べ1.3ポイント増(規模30人以上では22.4%で前年に比べ0.7ポイント減)となった。