i.産業大分類別事業所数
事業内容等不詳を含む鳥取県の事業所総数は27,492事業所で、前回(平成21年経済センサス‐基礎調査の調査結果を「前回」という。以下同様。)に比べて1,566事業所減少(前回比5.4%減)であった。
また、事業内容等不詳を除く鳥取県の事業所数は26,227事業所で、前回に比べて1,734事業所減少(前回比6.2%減)であった。
産業大分類別の事業所数をみると、『卸売業,小売業』が7,216事業所(構成比27.5%)で最も多く、次いで『宿泊業,飲食サービス業』が3,314事業所(同12.6%)、『生活関連サービス業,娯楽業』が2,608事業所(同9.9%)の順となっている。
前回と比べると、『医療,福祉』は増加したが、それ以外の産業は減少した。
ii.産業大分類別従業者数(事業内容等不詳を除く事業所)
鳥取県の従業者数は226,944人で、前回に比べて12,776人減少(前回比5.3%減)であった。
産業大分類別の従業者数をみると、『卸売業,小売業』が48,623人(構成比21.4%)で最も多く、次いで『製造業』が36,653人(同16.2%)、『医療,福祉』が32,231人(同14.2%)の順となっている。
前回と比べると、『医療,福祉』は増加したが、それ以外の産業は減少した。
iii.1事業所当たり従業者数(事業内容等不詳を除く事業所)
鳥取県の1事業所当たりの従業者数は、8.7人で、前回に比べて0.1人の増加であった。
産業大分類別にみると、『電気・ガス・熱供給・水道業』が35.6人で最も多く、次いで『製造業』が21.9人、『運輸業,郵便業』が21.6人の順となっている。
前回と比べると、『電気・ガス・熱供給・水道業』、『製造業』など6産業は増加したが、『運輸業,郵便業』、『複合サービス事業』など10産業は減少した。また『不動産業,物品賃貸業』は横ばいであった。
(注)図1及び図2では、産業大分類名を略称で表示したが、正式名称は次のとおりである。
- 「卸売,小売」は、卸売業,小売業
- 「宿泊,飲食」は、宿泊業,飲食サービス業
- 「生活,娯楽」は、生活関連サービス業,娯楽業
- 「建設」は、建設業
- 「サービス」は、サービス業(他に分類されないもの)
- 「医療,福祉」は、医療,福祉
- 「製造」は、製造業
- 「運輸,郵便」は、運輸業,郵便業
i.従業者規模別事業所数(事業内容等不詳を除く事業所)
鳥取県の従業者規模別の事業所数は、「1~4人」規模の事業所が15,710事業所(構成比59.9%)で最も多く、次いで「5~9人」が5,137事業所(同19.6%)、「10~19人」が3,025事業所(同11.5%)の順となっている。
前回と比べると、「30~49人」規模の事業所は増加したが、それ以外の規模の事業所は減少した。
ii.従業者規模別従業者数(事業内容等不詳を除く事業所)
鳥取県の従業者規模別の従業者数は、「100人以上」規模の事業所が42,737人(構成比18.8%)で最も多く、次いで「10~19人」が40,483人(同17.8%)、「5~9人」が33,649人(同14.8%)の順となっている。
前回と比べると、「30~49人」規模の事業所は増加したが、それ以外の規模の事業所は減少した。
i.市郡別事業所数(事業内容等不詳を除く事業所)
市郡別の事業所数は、「鳥取市」が9,067事業所(構成比34.6%)で最も多く、次いで「米子市」が6,958事業所(同26.5%)、「倉吉市」が2,974事業所(同11.3%)の順となっている。
前回と比べると、すべての市郡で事業所数が減少した。
ii.市郡別従業者数(事業内容等不詳を除く事業所)
市郡別の従業者数は、「鳥取市」が80,508人(構成比35.5%)で最も多く、次いで「米子市」が66,922人(同29.5%)、「倉吉市」が23,928人(同10.5%)の順となっている。
前回と比べると、「日野郡」は増加したが、それ以外の市郡は減少した。
iii.1事業所当たり従業者数(事業内容等不詳を除く事業所)
市郡別の1事業所当たりの従業者数は、「米子市」が9.6人で最も多く、次いで「境港市」が9.1人、「鳥取市」が8.9人の順となっている。
前回と比べると、「鳥取市」」は減少、「倉吉市」は横ばいであったが、それ以外の市郡は増加した。
鳥取県に本所(本社・本店)がある企業数は19,474企業で、前回に比べて1,356企業減少(前回比6.5%減)であった。
産業大分類別の企業数をみると、『卸売業,小売業』が4,774企業(構成比24.5%)で最も多く、次いで『宿泊業,飲食サービス業』が2,655企業(同13.6%)、『建設業』が2,253企業(同11.6%)の順となっている。
前回と比べると、『サービス業(他に分類されないもの)』、『医療,福祉』など3産業は増加したが、『卸売業,小売業』、『宿泊業,飲食サービス業』など14産業は減少した。
市郡別の企業数(本所(本社・本店)の所在地による)は、「鳥取市」が6,695企業(構成比34.4%)で最も多く、次いで「米子市」が4,884企業(同25.1%)、「倉吉市」が2,214企業(同11.4%)の順となっている。
前回と比べると、すべての市郡で企業数が減少した。