(1) 過去に風しん抗体検査を受けたことがあるかを確認
※ 抗体価が高い場合は、問題ありません。
(2) 風しんの予防接種歴が2回あるかを確認
※予防接種歴が2回あれば、抗体が高いことがほとんどです。
※予防接種歴は、母子手帳で確認できます。下記の図も参考にしてください。
【定期予防接種制度と年齢の関係】
○2回接種 ・・・ 平成2年4月2日以降生まれの方
○1回接種 ・・・ 昭和37年4月2日~平成2年4月1日に生まれた女性
昭和54年4月2日~平成2年4月1日に生まれた男性
○予防接種の機会なし ・・・ 昭和54年4月1日以前生まれの男性
※「風疹急増に関する緊急情報」(国立感染症研究所)(https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-
top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html)より県作成
(3) 風しんの既往歴(検査で確定診断されたもの)があるかを確認
>>>(1)~(3)いずれにも該当しない場合は、まずは抗体価検査を受けましょう。
>>> 検査の結果、抗体価が低い場合は、ワクチン接種を検討しましょう。
鳥取県では、生まれてくる子どもを先天性風しん症候群から守るための対策として、風しん抗体価検査(風しんへの免疫があるかどうかを調べる検査)を無料で行っています。
無料検査の対象の方は次のとおりですが、その他の方も自費で検査は受けられます。
【無料対象者】
・妊娠を希望する女性
・妊娠を希望する女性の配偶者などの同居者
・風しん抗体価の低い妊婦の配偶者などの同居者
・昭和54年4月2日から昭和62年10月1日までの間に生まれた男性
【検査を受けられる場所(保健所・医療機関)】
○保健所で検査を受けたい場合
最寄りの保健所に予約を入れましょう。
詳しくは>>> 鳥取県保健所風しん抗体価検査について
○医療機関で検査を受けたい場合
まずは希望する医療機関にお問い合わせください。
詳しくは>>>鳥取県風しん抗体価検査(委託医療機関)について
【県内で風しん抗体価検査を受検できる医療機関】
鳥取市保健所管内の医療機関 (pdf:63KB)
中部総合事務所管内の医療機関 (pdf:47KB)
西部総合事務所管内の医療機関 (pdf:75KB)
※受検される場合、原則、受検者本人から電話連絡をしてください。
※できるだけ事前に申込書(様式1)を記入の上、御持参ください。(医療機関で直接記入することも可能です)
※検査結果は、医療機関から後日お知らせします。
○チラシ>>>風しん抗体価検査・ワクチン接種費用助成チラシ (pdf:342KB)
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、2022年3月31日までの間に限り、原則無料で抗体価検査・定期接種を受けられます。
※このことに関する詳しい情報はこちら>>風しんの追加的対策(厚生労働省HP)
検査や定期接種にはクーポン券が必要です。クーポン券は、お住まいの市町村から発行しています。詳しくは、お住まいの市町村にお問い合わせください。
風しん抗体価検査の結果、抗体価が低くワクチン助成対象者に該当する場合は、市町村を通じたワクチン接種費用助成が利用できます。
【ワクチン助成対象者】※対象者の条件は、市町村によって異なりますので、お住まいの市町村へご確認ください。
・妊娠を希望する女性で風しん抗体価の低い者
・妊婦の配偶者や同居者
・妊娠を希望する女性(抗体価の低い者)の同居者(抗体価の低い者)
【各市町村の問い合わせ先】
★任意の予防接種が受けられる医療機関はこちら
★鳥取県風しん対策特別促進補助金交付要綱 (pdf:207KB)
令和2年度は、鳥取県内で風しんと診断されたかたはありません。(令和2年5月22日現在)
過去の風しんの流行について
過去には平成25年に全国で大流行し、1月から12月までに14,300人以上の風しん患者と32人の先天性風しん症候群(※)患者が報告され、平成20年の全数把握調査以降、最大の流行となりました。
(※)風しんウイルスの胎内感染によって先天異常を起こす感染症
その他の風しんについての情報
風しんについて(厚生労働省HP)