1.概況
平成26年1月の鳥取県鉱工業指数(平成22年=100、季節調整済)によると、生産指数は102.6で前月比7.5%の上昇、出荷指数は83.7で前月比3.2%の上昇、在庫指数は107.7で前月比5.1%の上昇となった。
内訳については、生産では、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業、食料品・たばこ工業などが上昇し、金属製品工業、ゴム製品工業、プラスチック製品工業などが低下した。
出荷は、電気機械工業(情報通信機械工業を含む)、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが上昇し、食料品・たばこ工業が低下した。
在庫は、食料品・たばこ工業、パルプ・紙・紙加工品工業、鉄鋼業などが上昇し、一般機械工業、電気機械工業(情報通信機械工業を含む)、繊維工業などが低下した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、電子部品・デバイス工業では、液晶素子などが上昇し、前月比6.2%の上昇となった。
電気機械工業(情報通信機械工業を含む)では、その他の電気機械器具などが上昇し、前月比11.7%の上昇となった。
食料品・たばこ工業では、冷凍水産食品、ミネラルウォーター、生菓子などが上昇し、前月比8.4%の上昇となった。
パルプ・紙・紙加工品工業では、印刷用紙、板紙などが上昇し、前月比19.0%の上昇となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は3か月連続、出荷は2か月連続で、在庫は2か月ぶりに上昇した。
原指数では、前年同月比で生産は7か月連続、出荷は2か月連続で上昇し、在庫は2か月連続で低下した。
鉱工業指数(平成22年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
102.6 |
7.5% |
96.2 |
15.3% |
89.3 |
6.2% |
86.4 |
12.4% |
52.5 |
11.7% |
47.5 |
20.6% |
112.0 |
8.4% |
93.5 |
3.1% |
114.6 |
19.0% |
118.8 |
2.6% |
83.7 |
3.2% |
79.2 |
8.3% |
107.7 |
5.1% |
105.6 |
-2.9% |