よく晴れた青空の下、関係各位にお集まりいただき、いよいよ御製碑の除幕式が始まります。
(写真右から)
御製揮毫者 鳥取県書道連合会会長 柴山 抱海 氏
鳥取県議会農林水産商工常任委員長 興治 英夫 氏
鳥取県議会議長 野田 修 氏
鳥取県知事 平井 伸治
南部町立西伯小学校 田部 健太郎さん
南部町立会見小学校 岩田 藍子さん
南部町長 坂本 昭文 氏
伯耆町長 森安 保 氏
江府町長 竹内 敏朗 氏
鳥取県観光事業団理事長 衣笠 克則 氏
一斉に紐を引き、ついに御製碑のお披露目です。
【完成した2首の御製碑】
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(右から)
『大山の遠くそびゆる会場に 人らと集ひて苗植ゑにけり』
大山を望む会場に多くの招待者が集うなか、天皇皇后両陛下が苗木をお手植えになられた情景をお詠みになったもの。石碑のどっしりとした山塊の形状は大山をイメージしています。
『大山を果たてに望む窓近く 体(たい)かはしつついはつばめ飛ぶ』
天皇皇后両陛下がお泊まりになられた大山ロイヤルホテルの窓近くを飛ぶイワツバメをお詠みになったもの。 石碑のやわらかい形状はイワツバメの姿をイメージしています。
石碑は伯耆町小野で産出された「小野石」を使用し、格調高く自然な趣を表現するため、御製を石に直接彫り込んでいます。
御製碑の近くには、天皇皇后両陛下がお手植えになった苗木が移植されています。
平井知事から、約1年前に開催された全国植樹祭の振り返り、御製碑完成の喜びのあいさつがありました。
御製を揮毫していただいた柴山先生からあいさつがありました。天皇陛下がお詠みになられた御製を揮毫したことは大変名誉なことであり、永く残る御製碑についての想いをお伝えいただきました。
続いて、鳥取県観光事業団の衣笠理事長からあいさつがありました。鳥取県観光事業団様には、今後、完成した御製碑を維持、管理していただきます。
最後に、出席者全員で記念撮影を行いました。
第64回全国植樹祭の様子を広く皆様にご覧いただくため、とっとり花回廊「峠の茶屋」内にメモリアル展示会場を設けました。当日の大会の様子や天皇皇后両陛下がお使いになられた御机やお手植えの鍬、お手播き箱なども展示されています。ぜひ足をお運びください!