1.賃金 ―現金給与総額は227,050円―
2月の現金給与総額は、規模5人以上で227,050円となった。その名目賃金指数は86.8で前年に比べ4.1%上昇(うち規模30人以上では246,750円、その名目賃金指数84.8で前年に比べ0.2%上昇)となった。またその実質賃金指数は85.9で前年に比べ2.6%上昇(うち規模30人以上では83.9で前年に比べ1.2%低下)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は226,283円となった。その名目賃金指数は101.4で前年に比べ4.2%上昇(うち規模30人以上では246,136円、その名目賃金指数101.2で前年に比べ0.4%上昇)であった。また、所定内給与は210,860円、その名目賃金指数は100.2で前年に比べ3.0%上昇(うち規模30人以上は227,538円、その名目賃金指数100.3で前年に比べ0.2%低下)となった。
特別に支払われた給与は767円(うち規模30人以上では614円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は274,109円(うち規模30人以上では287,578円)となり、パートタイム労働者は93,694円(うち規模30人以上では102,629円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は147.5時間―
2月の総労働時間は、規模5人以上で147.5時間となった。その労働時間指数97.9で前年に比べ増減無し(うち規模30人以上では148.7時間、その労働時間指数96.9で前年に比べ0.5%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は138.5時間となった。その労働時間指数は96.9で前年に比べ0.7%低下(うち規模30人以上では138.3時間、労働時間指数95.7で前年に比べ1.1%低下)であった。また、所定外労働時間は9.0時間、その労働時間指数は115.4で前年に比べ13.9%上昇(うち規模30人以上は10.4時間、その労働時間指数は118.2で前年に比べ9.4%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は165.1時間(うち規模30人以上では161.9時間)となり、パートタイム労働者は97.8時間(うち規模30人以上では101.7時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は179,532人-
2月末の常用労働者数は規模5人以上で179,532人となった。その常用雇用指数は107.2で前年に比べ0.6%低下(うち規模30人以上では91,853人、常用雇用指数102.6と前年に比べ1.1%上昇)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は25.8%と前年に比べ2.6ポイント減(うち規模30人以上では22.0%で前年に比べ1.1ポイント減)となった。