1.賃金 ―現金給与総額は234,097円―
3月の現金給与総額は、規模5人以上で234,097円となった。その名目賃金指数は89.5で前年に比べ5.3%上昇(うち規模30人以上では253,016円、その名目賃金指数87.0で前年に比べ2.4%上昇)となった。またその実質賃金指数は88.4で前年に比べ3.5%上昇(うち規模30人以上では86.0で前年に比べ0.7%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は225,887円となった。その名目賃金指数は101.2で前年に比べ4.2%上昇(うち規模30人以上では245,668円、その名目賃金指数101.0で前年に比べ0.3%上昇)であった。また、所定内給与は210,395円、その名目賃金指数は100.0で前年に比べ3.3%上昇(うち規模30人以上は227,251円、その名目賃金指数100.2で前年に比べ0.2%上昇)となった。
特別に支払われた給与は8,210円(うち規模30人以上では7,348円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は284,226円(うち規模30人以上では296,162円)となり、パートタイム労働者は95,159円(うち規模30人以上では102,612円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は148.2時間―
3月の総労働時間は、規模5人以上で148.2時間となった。その労働時間指数98.4で前年に比べ0.4%低下(うち規模30人以上では149.9時間、その労働時間指数97.7で前年に比べ1.5%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は138.4時間となった。その労働時間指数は96.9で前年に比べ1.2%低下(うち規模30人以上では138.7時間、労働時間指数96.0で前年に比べ1.9%低下)であった。また、所定外労働時間は9.8時間、その労働時間指数は125.6で前年に比べ13.9%上昇(うち規模30人以上は11.2時間、その労働時間指数は127.3で前年に比べ4.7%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は166.0時間(うち規模30人以上では163.5時間)となり、パートタイム労働者は99.0時間(うち規模30人以上では102.5時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は178,325人-
3月末の常用労働者数は規模5人以上で178,325人となった。その常用雇用指数は106.5で前年に比べ1.1%低下(うち規模30人以上では91,445人、常用雇用指数102.2と前年に比べ0.6%上昇)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は26.7%と前年に比べ1.8ポイント減(うち規模30人以上では22.3%で前年に比べ0.5ポイント減)となった。