1.賃金 ―現金給与総額は226,443円―
5月の現金給与総額は、規模5人以上で226,443円となった。その名目賃金指数は86.5で前年に比べ3.0%上昇(うち規模30人以上では245,094円、その名目賃金指数84.3で前年に比べ1.1%低下)となった。またその実質賃金指数は83.3で前年に比べ0.7%低下(うち規模30人以上では81.2で前年に比べ4.6%低下)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は224,221円となった。その名目賃金指数は100.5で前年に比べ3.9%上昇(うち規模30人以上では243,297円、その名目賃金指数100.0で前年に比べ0.9%上昇)であった。また、所定内給与は210,919円、その名目賃金指数は100.2で前年に比べ3.2%上昇(うち規模30人以上は227,755円、その名目賃金指数100.4で前年に比べ1.1%上昇)となった。
特別に支払われた給与は2,222円(うち規模30人以上では1,797円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は273,488円(うち規模30人以上では285,329円)となり、パートタイム労働者は95,545円(うち規模30人以上では103,766円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は145.6時間―
5月の総労働時間は、規模5人以上で145.6時間となった。その労働時間指数96.7で前年に比べ1.5%低下(うち規模30人以上では148.1時間、その労働時間指数96.5で前年に比べ2.1%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は137.8時間となった。その労働時間指数は96.4で前年に比べ1.9%低下(うち規模30人以上では138.9時間、労働時間指数96.1で前年に比べ2.3%低下)であった。また、所定外労働時間は7.8時間、その労働時間指数は100.0で前年に比べ5.4%上昇(うち規模30人以上は9.2時間、その労働時間指数は104.5で前年に比べ2.2%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は162.0時間(うち規模30人以上では160.8時間)となり、パートタイム労働者は99.8時間(うち規模30人以上では103.8時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,764人―
5月末の常用労働者数は規模5人以上で181,764人となった。その常用雇用指数は108.6で前年に比べ0.3%低下(うち規模30人以上では92,399人、常用雇用指数103.2と前年に比べ0.6%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は26.4%と前年に比べ2.0ポイント減(うち規模30人以上では22.0%で前年に比べ0.7ポイント減)となった。