1.概況
平成26年6月の鳥取県鉱工業指数(平成22年=100、季節調整済)によると、生産指数は99.2で前月比5.1%の低下、出荷指数は84.4で前月比5.1%の低下、在庫指数は109.3で前月比2.8%の上昇となった。
内訳については、生産では、電子部品・デバイス工業、電気機械工業(情報通信機械工業を含む)、パルプ・紙・紙加工品工業などが低下し、一般機械工業、金属製品工業などが上昇した。
出荷は、食料品・たばこ工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業(情報通信機械工業を含む)などが低下し、一般機械工業、繊維工業などが上昇した。
在庫は、食料品・たばこ工業、一般機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが低下し、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業、繊維工業などが上昇した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、電子部品・デバイス工業では、その他の電子部品などが低下し、前月比3.7%の低下となった。
電気機械工業(情報通信機械工業を含む)では、その他の電気機械器具などが低下し、前月比15.0%の低下となった。
食料品・たばこ工業では、その他の食料品などが低下し、前月比2.1%の低下となった。
パルプ・紙・紙加工品工業では、印刷用紙などが低下し、前月比12.6%の低下となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産は3か月ぶり、出荷は4か月ぶりに低下し、在庫は2か月ぶりに上昇した。
原指数では、前年同月比で生産は12か月連続、出荷は7か月連続で上昇し、在庫は7か月連続で低下した。
鉱工業指数(平成22年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
99.2 |
▲5.1% |
101.2 |
17.3% |
104.8 |
▲3.7% |
102.1 |
44.0% |
46.3 |
▲15.0% |
50.1 |
10.8% |
108.4 |
▲2.1% |
110.8 |
▲1.4% |
91.6 |
▲12.6% |
97.5 |
▲10.6% |
84.4 |
▲5.1% |
82.7 |
12.2% |
109.3 |
2.8% |
113.5 |
▲2.2% |