- 世界保健機構(WHO)は、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生が北キブ州の州都ゴマにも及んだことを受けて、日本時間令和元年7月18日、この事態が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言しました。
- コンゴ民主共和国以外で周辺国への広がりが懸念されています。
- ただし、現時点で世界的に広がるような脅威とはなっていないとのことです。
- 現在、コンゴ民主共和国以外の国で発生はありません。 日本国内での発生はなく、入国時の検疫も強化されています。
- コンゴ民主共和国については、不要不急の渡航は止めてください。
外務省 海外安全ホームページはこちら
- ご心配なことがありましたら、下記の保健所相談窓口にご相談ください。
機関名 |
連絡先 |
鳥取市保健所 |
電話:0857-22-5694
FAX:0857-22-5669 |
中部総合事務所福祉保健局
(倉吉保健所) |
電話:0858-23-3145
FAX:0858-23-4803 |
西部総合事務所福祉保健局
(米子保健所) |
電話:0859-31-9317
FAX:0859-34-1392 |
国内での発生に備え、県内でもエボラ出血熱対応マニュアルを作成し、医療機関への受入体制を整備しています。
エボラ出血熱対応マニュアル(第7版)(PDF形式・335KB)
エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。
エボラウイルスに感染し、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない患者からは感染しません。空気感染もしません。
現在、エボラ出血熱に対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。