防災・危機管理情報


感染症対策センター

県内の医療体制

 国内での発生に備え、県内でもエボラ出血熱対応マニュアルを作成し、医療機関への受入体制を整備しています。

エボラ出血熱対応マニュアル(第7版)(PDF形式・335KB)

エボラ出血熱とは

エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。
1970年代以降、中央アフリカ諸国(コンゴ民主共和国、スーダン、コンゴ共和国、ウガンダ、ガボン等)で、しばしば流行が確認されています。今回、初めて西アフリカでの流行が確認されています。

症状

エボラウイルスに感染すると、2~21日(通常は7~10日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。

感染経路

エボラウイルスに感染し、症状が出ている患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)や患者の体液等に汚染された物質(注射針など)に十分な防護なしに触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない患者からは感染しません。空気感染もしません。

治療

現在、エボラ出血熱に対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。
  

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