デング熱の国内感染症例について
さいたま市内の医療機関から、さいたま市衛生主管部局を通じ、海外渡航歴がないにもかかわらず、デング熱(四類感染症)の感染が疑われる患者について情報提供があったことから、国立感染症研究所において確認検査を実施したところ、デング熱の患者であることが確認されました。
患者には海外渡航歴がないことから、国内でデング熱に感染したと考えられます。
その後、新たに159名(10月31日現在)のデング熱患者が確認されています。
当初確認されていた事例は、代々木公園及びその周辺での感染と考えられていますが、それ以外の地域(新宿中央公園、神宮外苑、外濠公園、上野恩賜公園、隅田公園、中目黒公園、千葉市及び西宮市)で感染したと考えられる事例も報告されています。
デング熱の予防について
デング熱の予防は、蚊に刺されないことが重要です。長袖、長ズボンの着用、虫除けスプレーを使用するなど、蚊に刺されないようにしましょう。
発症時の対応について
デング熱に感染しても重症化する場合はまれですが、蚊に刺されて3-7日程度で高熱がみられれば、早めに医療機関を受診してください。また、心配なことがある場合は、最寄りの保健所にご相談ください。
なお、医療機関におかれましては、デング熱の国内感染が疑われる事例については、速やかに保健所への情報提供を行っていただきますようお願いします。
問合せ先
機関名 |
連絡先 |
東部福祉保健事務所 |
電話:0857-22-5694
FAX:0857-22-5669 |
中部総合事務所福祉保健局 |
電話:0858-23-3145
FAX:0858-23-4803 |
西部総合事務所福祉保健局 |
電話:0859-31-9317
FAX:0859-34-1392 |